インプラント用語集
唇の神経麻痺
神経麻痺には、知覚神経麻痺と運動神経麻痺があるがインプラントで通常起こるのは知覚神経麻痺である。
下顎の小臼歯から大臼歯部にインプラント治療を行ったときに、下顎の骨の中を通っている下歯槽神経を損傷した場合、片側の下唇から頤にかけて知覚・感覚の障害を起こす。
具体的には、
触ってもよくわからない
ぴりぴりした感じがする
触ると痛みを感じる
違和感がある
固い感じがする
など、様々な症状が出現する。
軽度の障害の場合は回復するが、重度の場合は回復は困難である。
とくに、治療が遅れると痛みに移行することもあるので注意が必要である。
治療には、ビタミンB製剤の投与、ステロイドの投与、星状神経節ブロック、レーザー治療などがある。
神経損傷を受けたら早期に出来るだけの治療を行うことが重要である。
治療が遅れれば遅れるほど、回復の度合いが低くなる。
インプラントが埋入されている場合は、抜去する必要がある。
CTによる精密検査で、神経損傷は回避できるため、術前の診断が重要である。


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