インプラントブログ

インプラント相談メール

最近、メールによるインプラントのご相談が多くなってきました。

多くの施設でインプラント治療が行われているため、

どこの病院・医院で治療を受けたらよいのか、治療法は適正なのか、どの程度費用がかかるのかなど

相談内容は多彩です。

インプラント治療の結果、唇の感覚に麻痺が出てしまった患者様の相談も受けます。

口腔外科を専門としているため、顎変形症などの手術の相談もあります。

インプラント治療は、先端治療のため治療法も様々で、治療期間も治療費も施設で異なります。

そのことが、患者様を悩ませているようです。

 

私が、インプラント治療を受ける上で一番大事と考えていることは、納得できるかということです。

納得できない場合は質問をして納得するか、それでも疑問が残る場合は施設を変えるべきです。

納得せずに、なんとなく治療を受けてしまうことは、後々後悔につながるかもしれません。

口腔外科で診療をしていると、インプラントの失敗で来院される患者様も多いですが、

トラブルになるのは、十分な説明を受けず納得して治療をうけていらしゃらない患者様です。

人間の感覚というのは、重要だと思います。

直感的に、「おかしい」とか、「変だ」と思ったら納得するまで質問をするべきだと思います。

その結果、納得できなければ施設を変えるのです。

このホームページのように相談メールを書くのもいいでしょう。

 

相談のメールには1日以内に返信を書くようにしております。

納得するまで質問していただければと存じます。

 

インプラント 専門医

インプラントと知覚神経麻痺(しびれ感)

インプラント治療後、痺れ(しびれ)が出ることがあります。

痺れは、下顎のインプラント治療後に起こります。

 

下顎には、三叉神経の分枝である下顎神経が走行しています。

最後は下唇から頤部の知覚を支配しています。

 

下顎神経は知覚神経です。

運動神経ではありませんので

障害を受けても唇が変形することはありません。

 

インプラント治療で、神経障害を受けた場合、

原因は骨をドリルで掘り進めるときに、神経を傷つけたと考えられます。

その場合、神経は挫滅創(すり潰されるような傷)となりますので、

回復は、困難となります。

例えばこれが、ナイフで切ったような傷ならば回復の見込みはあります。

インプラント手術後の知覚麻痺が、回復しにくいのはこのような理由です。

 

インプラント手術による神経損傷には、様々な治療法があります。

ビタミンB16の内服や星状神経節ブロック、神経縫合術などです。

早く治療を始めれば始めるほど、治る可能性が高まります。

 

また、しびれから痛みに症状が変化することがあります。

痛みをとることは、難しく早急な治療が必要です。

 

受診する診療科としては、歯科麻酔科・麻酔科・口腔外科がいいでしょう。

(できれば、麻酔科のペインクリニックがいいと思います。)

当ホームページでも、ご相談を受け付けております。

麻痺がでたら、早期の治療が第一です。

 

 

インプラント 専門医

術後性上顎嚢胞とインプラント治療

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2008年12月9日

今日は、午前中に親知らずの抜歯。午後は、全身麻酔で術後性上顎嚢胞の摘出手術をおこないました。

術後性上顎嚢胞(POMC)は、上顎洞根治手術(蓄膿症の手術)を行った患者様が、20から30年を経て膿の袋状の病変を形成してしまう病気です。

上顎洞相当部に形成され、手術も蓄膿症の手術とほぼ同じです。

20~30年前には、このようなことになるとは考えず手術をしたのだと思いますが、結果、多くの病気を作ってしまいました。

 

このように、医療というものは、不確実なものであり、特に新しい技術はどうなるかは誰にも分かりません。

インプラントは、30年くらいの症例はありますが、50年の症例はありません。

つまり、50年後どうなっているかは、誰にもわからないのです。

 

インプラントは、おそらく大丈夫だと思いますが、

新しい医療技術には常に長期的に安定していることが欠かせません。

インプラントに付随する、いろいろな技術も、長期的にはわからないことだらけです。

私が、新しい技術・画期的な技術に慎重なのはこのような理由です。

私は、すでに十分分かっている安全な技術を元に

インプラント手術をすべきだと思っています。

安全・安心が一番です。

インプラント 専門医

インプラントと失敗

インプラント治療は、なぜ失敗するのでしょう。

まず、考えられるのは、もともとインプラントをするのに適していなかったということです。

具体的には、もともと骨が少なかったり、口腔衛生が改善されていなかったり、

インプラント治療を行うには適さない全身的な病気があったり、です。

 

骨が少なくても、インプラントはできるとよく言われますが、

もともと骨が十分ある患者様に比べて成功率は低くなります。

骨を造れば大丈夫、と言うわけでなく、十分骨がある人よりも、

成功率は低いということを理解する必要があります。

 

口腔衛生は、改善するば良いのですが、継続的に改善するのは努力が必要です。

インプラント治療を行う前に、歯周病・虫歯など治療を行い、

理想的にはブラッシングをしやすくするため矯正を行います。

インプラントは一番最後です。

よく、始めて相談に行ったその日にインプラント治療について、話をする先生がいらっしゃいますが、

なんのために治療をしているのかよく分かりません。

治療には、順番があります。

 

最後に、全身的な病気ですが、従来よく言われていたのは糖尿病です。

糖尿病は、口の中が不衛生になりやすく、傷口が化膿しやすいなどインプラントをするには適しません。

もちろん、十分コントロールされていれば大丈夫です。

 

また、最近問題になっているのは、骨粗鬆症です。

骨粗鬆症自体は、特に問題になりませんが、2年から3年骨粗鬆症の薬を飲んでいると治療は困難です。

骨粗鬆症の薬を2年から3年内服していると、顎の炎症を起こす場合があります。

確率は0.01%と言われていますが、インプラント手術をすると確率が10倍に増えます。

と言っても、99.9%の患者様は大丈夫なので、通常は問題になりませんが、

一度、顎の炎症を起こすと治療はやっかいです。

 

日本口腔外科学会のガイドラインでは、骨粗鬆症の薬を飲んでいる患者様のインプラント治療は、

避けるのが望ましいとなっています。

インプラント治療を行うときは、様々な注意がひつようです。

 

インプラント 専門医

インプラント相談

今日は、すぎもと歯科でインプラントの相談をしてきました。

最初の相談の場合、大まかなレントゲンとお口の状態からインプラントが可能か診査します。

最終的な診断にはCTレントゲン写真が必要です。

(CTレントゲン写真なしで、診断される先生がいらっしゃいますが、それでは正確な診断はできません)

また、いくらCTを撮っても、的確な読影(CTの診断)ができなければ、意味がありません。

(CTを飾っているだけの先生、というのもよくいらっしゃいます)

無料相談は随時行っております。また、予約をとっていただければ、私も相談を行っております。

お気軽に、ご予約ください。

インプラント 専門医

骨粗鬆症とインプラント

今日は、骨粗鬆症とインプラントについてお話したいと思います。
骨粗鬆症の患者様はインプラントは出来ないのか?
と、言うとそんなことはありません。

 

骨粗鬆症の患者様でも、多くの患者様がインプラント治療を受けられています。
ただ、今年になって注目されているのはビスフォスフォネート系薬剤による顎の炎症です。
ビスフォスフォネートというのは、癌や骨粗鬆症のときに投与される治療薬ですが
内服や注射で治療を初めてから2年から2年半で顎に炎症がおこる場合があります。

 

発生頻度は0.01~0.04%でかなりまれですが、インプラントや抜歯などにより
発生頻度が0.1~0.4%に上昇します。
つまり、骨粗鬆症の治療を2年以上受けている患者様は、インプラント治療を行うとき
慎重にしなければなりません。

 

現在のガイドラインでは、骨粗鬆症の内服を始めて3年以上経っている患者様は
口腔外科処置をする場合、3ヶ月間の休薬(薬をやめる)をし、
処置後も傷口が治るまで服薬はできません。
注射約の場合は、よく分かっていません。

 

大学病院にも骨粗鬆症の患者様が顎の炎症で来院されてます。
骨粗鬆症の患者様は、インプラント治療をするときは主治医の先生とよく相談してください。

インプラント 専門医

インプラント診療

2008年10月27日

今日は佐倉市ユーカリが丘駅近くのゆきお歯科医院でインプラント診療をしてきました。

下顎の左側臼歯部にインプラントを2本埋入手術をしました。

骨が細く、神経も浅い位置にあるため治療には細心の注意をはらいました。

手術は神経を傷つけず無事終了することができました。

初期固定も良好なため3ヶ月後には上部構造が入ると思います。

院長の渡邉征男先生は予防歯科をベースに据えた、高いレベルの治療を行っていらっしゃいます。

医院の診療哲学もしっかりしていて、見習うべきことが多いです。

とくに予防歯科・歯周病歯科に興味のある患者様にはお勧めです。

インプラント 専門医

インプラント診療

2008年10月25日

本日は東京都中央区銀座の大山歯科クリニックと同じく中央区京橋の渡辺歯科医院でインプラント診療をしてきました。

大山歯科クリニックでは、親知らずの抜歯を2本行った後に、上顎にインプラント4本の埋入手術を行いました。

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右側上顎第一小臼歯部から右側上顎第二大臼歯部までの4本です。

第一小臼歯部は、骨が細く脆弱だったため、スプリットクレストとボーンコンデンスを併用しました。

あと、一部骨移植も行いました。

第一大臼歯部・第二大臼歯部は、骨が6ミリほどあったので、βTCPを使ってソケットリフトを行いました。

初期固定は良好でレントゲン上ではソケットリフトもうまくいってます。

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 レントゲン上で、大臼歯部のインプラントの先端にドーム状にβTCPが填入されているのがわかります。

ソケットリフトは比較的簡単な骨移植法です。

暴力的外力で行わなければ、失敗することはありません。

ただし、歯槽骨が最低5ミリ必要です。

最近、5ミリ以下の歯槽骨でソケットリフトを行う先生がいますが、それは実験的治療と言ってもいいでしょう。

私は、5ミリ以下の歯槽骨の場合は上顎洞に大量の骨を移植するサイナスリフトを行うことにしています。

 次に、午後からは渡辺歯科医院でインプラントの埋入手術を行いました。

今回は、右側下顎小臼歯部に2本、左側下顎臼歯部に3本埋入手術を行いました。

こちらは、通常通りの手術で1時間で終わりました。

今日一日で9本のインプラント埋入手術は記録かもしれません。

疲れました…。

 

インプラント 専門医

日本口腔外科学会総会

2008年10月20日

今日は日本口腔外科学会総会に参加するために徳島に来ています。

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徳島に来るのは初めてです。

早朝の飛行機で来て9時から学会に参加しました。

学会は日ごろの研究成果を発表・討論するポスター発表と口演発表があります。学会はよく戦場に例えられます。自分の研究が認められるかどうか真剣勝負です。

ほかには最新のトッピクスについてシンポジウムや教育講演が行われます。

学会は研究発表の場としての性格が強かったですが、最近は新しい知識や技術を習得するためのセミナーが増えています。

今回、私はインプラント治療について骨の再生医療に関するセミナーに参加する予定です。

学会で新しい知識・技術を習得し診療に生かしていきたいと思います。

(学会は21日までです。)

インプラント 専門医

インプラント診療

2008年10月18日

今日は神奈川県横浜市都筑区のプラザ歯科でインプラント診療をしてきました。

院長の横山先生は矯正治療の専門家で一般治療・インプラント治療もされています。

今日は神経が近いということで、私がインプラント治療をすることとなりました。

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左は術前のレントゲン写真です。

インプラント治療部位は、右側下顎の第一大臼歯部です。

もともと、下顎第一大臼歯をヘミセクションをしてブリッジにしてあったものですが、負担に耐えられず抜歯となりました。

ヘミセクションとは2本歯根がある大臼歯の一本が、病気で治療困難な場合、健康な歯根を残し病気の歯根を抜去してしまう治療法です。

歯根が2本から1本になってしまうため、当然負担がおおきくなり、結局抜けてしまうことがあります。

今回は正にそのような症例です。

左は術後のレントゲン写真です。

インプラントはアパタイト系のAQBインプラントを使用しました。

AQBインプラントは国産で、人工歯を被せる土台と人工歯根が一体型になっているインプラントです。

手術は1回ですみ、人工歯根と骨が結合すれば、すぐに土台の型をとり人工歯を装着することが出来ます。アパタイト系なので骨とも早期に結合します。

手術は、横山先生にインプラントの位置などを確認してもらいながら15分程度で終了しました。

最後に、横山先生にインプラントの調整をして頂きました。

順調に行けば2~4週間で仮の歯を装着することが出来ます。

処置中とくに痛みも無く、患者様にも喜んで頂きました。

インプラント 専門医

インプラントと医療事故

インプラントの医療事故(失敗)として多くを占めるのは、下唇の知覚麻痺です。

これは、下顎臼歯部にインプラント手術を行うとき、下顎骨の中を走行する下歯槽神経を傷つける事によって生じます。

神経が受けるダメージが少なければ知覚の回復は期待できますが、知覚麻痺が重度の場合一生痺れなどの症状が残る場合があります。

他には、上顎臼歯部に不適切に埋入されたインプラントにより生じる蓄膿症、上顎洞(鼻腔の脇にある空洞)に穴が開いたり、インプラントを上顎洞に落としたりする事例もあります。

では、インプラント手術の失敗で死亡する事はあるのでしょうか。

 

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過去にインプラント手術の失敗によって死亡に到った例はあります。

下顎のインプラント手術中に動脈を傷つけ出血により患者様が窒息死してしまった事例です。

この事件を起こした歯科医院は、都心にあり、CT設備もあり、専用手術室を備え、年間1000本以上のインプラント埋入手術を誇っていました。

しかし、いくらCTがあっても、専用の手術室があっても手術を行う歯科医師にそれを使いこなす技量がなくては意味がありません。

インプラント手術は、診断と治療計画でほぼ決定されてしまいます。

CTを確実に読影する能力があれば、医療事故は避ける事が出来ます。

残念ながら、インプラントを多く行っていてもCTを読めない歯科医師がいるのは事実です。

まず、インプラント治療を受ける前に

①良く説明してもらえるか。

②CTを素人にもわかりやすく説明できるか

③本当に患者様の立場で治療計画が考えられているか

など、確かめる必要があります。

インプラントの埋入ばかりに目を奪われて、失敗を繰り返す「リピーター歯科医師」は、残念ながらいるのです。

是非、確かな技術を持った先生を選んで頂きたいと存じます。

 

インプラント 専門医

インプラント診療

2008年10月12日

今日は昨日に引き続き、東京都江戸川区篠崎駅近くのすぎもと歯科でインプラント診療をしました。

以前に私が下顎の左側臼歯部にインプラント手術をさせていただいた患者様です。

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左側臼歯部のインプラントは、骨とインプラントが結合するのを待っている状態です。

もうすぐ上部構造(人工歯)が装着される予定です。

今回は下顎の右側臼歯部にインプラント手術を行いました。

 

 

私たちのインプラント治療は

カウンセリング

CT撮影

診断・治療計画の説明

インプラント手術

上部構造の装着

メンテナンス

の順番で進みます。

ステップが多いようですが、インプラント治療は慎重に進めなければ成功しません。

特にCT写真による精密検査はインプラントの診断に欠かすことができません。

CTを撮影せずにインプラント治療を行うことは論外です。

今回も当然CT写真で診断しています。

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 左の写真は手術前の状態です。

下顎右側の大臼歯部に2歯欠損があります。

この部分にインプラントを2本埋入手術します。

一番後ろにある歯は親知らずです。

手術は局所麻酔で行います。

2本なら20分程度で終わってしまうので、患者様の負担は比較的軽いと思っています。

しかし、手術が恐いと思っている患者様には静脈内鎮静法があります。

これは、点滴をとり薬で手術中だけ眠っていただく麻酔法の一種です。

全身麻酔ではないので、外来・日帰りで治療できます。

インプラント手術が恐い方はご相談下さい。

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 左の写真は、手術後の状態です。

インプラントのヒーリングキャップと歯肉を縫った糸が見えます。

手術は予定通り20分で終わりました。

特にトラブルも無く成功でした。

一週間後に抜糸しこのまま2~3ヶ月待ちます。

予定では、年内か年明けに上部構造が装着できそうです。

私たちは患者様によってインプラントシステムを使い分けています。

今日は下顎臼歯部で骨もしっかりしていたため、チタン製の1回法のインプラントを用いました。

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1回法インプラントの特徴は手術が1回ですむということです。

 しかし、審美性の問われる部位や骨を作る手術を併用する場合は向いていません。

左はインプラント手術後のレントゲン写真です。

左右ともに適正な位置にインプラントが埋入されています。

 

インプラント 専門医

インプラント診療

2008年10月11日

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本日は東京都江戸川区篠崎駅近くのすぎもと歯科でインプラント診療を行いました。

最初に、これからインプラント治療を希望されている患者様でカウンセリングを行いました。

今後CTを撮影の精密検査を行い、診断に進む予定です。

すぎもと歯科では、私が直接インプラント治療に関するカウンセリングを行っております。

インプラント治療に興味のある方はお気軽にカウンセリングの予約をとっていただきたいと思います。

(もちろんカウンセリングは無料です)

次に、インプラント手術を行いました。

今回は上顎の左側第一大臼歯部に1本インプラントを埋入する手術を行いました。

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患者様は上顎第一大臼歯を1本失っておられます。

通常、このような場合は両隣りの歯を削って橋を架けるようして歯を治します。

しかし、むし歯でもなんでもない歯を2本削ることになり健康な歯を傷めてしまいます。

インプラントなら健康な歯を傷めることも無く、まるで自分の歯が生えてきたかのように治療することが出来ます。

使用したインプラントは株式会社白鵬から発売されているスプラインインプラントを用いました。

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スプラインインプラントは表面をハイドロキシアパタイトでコーティーングされており、インプラントが骨と結合しやすく骨質の脆弱な上顎の治療に適しています。

私は患者様の個々の状態に合わせインプラントを選択するようにしています。

手術は、局所麻酔でおこない20分程度で終了しました。

患者様にも「思ったほど大変ではなかった」と喜んで頂きました。

今後3ヶ月程度で上部構造(歯)が装着される予定です。

また、下顎の治療も予定されています。

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 レントゲン写真でもいい位置にインプラントが埋入されています。

インプラント 専門医

歯の資産価値

2008年10月10日

歯にはどのくらい価値があるのでしょう。

2006年に岐阜医療技術短期大学の中村浩二助教授が行った調査があります。

それによると、

 

患者様が感じる永久歯28本の価値は973万円

歯科医師は2913万円

歯科衛生士は1709万円

歯科助手は1256万円

との結果でした。

 

歯1本当たりでは、患者様は35万円

歯科医師は104万円

歯科衛生士は61万円

歯科助手は45万円

となります。

 

歯科医師が歯の資産価値を高く評価しているのは当然として、

歯科衛生士、歯科助手と患者様の立場に近くなるにつれ

歯の資産価値も患者様の感覚に近づくのは面白いと思います。

歯は健康に人生を謳歌するためには、無くてはならない財産です。

皆様の歯の価値が3000万円に近づくよう我々も頑張らなければならないと思いました。

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インプラント 専門医

サイナスリフトとインプラント

2008年10月4日

埼玉県深谷市の立花歯科医院でインプラント診療をしてきました。

今回は左側上顎のサイナスリフトと左側下顎のインプラント埋入です。

サイナスリフトとは上顎の臼歯部の骨が吸収し薄くなっている場合、上顎洞に骨を移植する手術法です。

サイナスリフトには、歯槽頂からの手術と上顎洞の前壁からのアプローチがあります。

今回は上顎洞前壁の骨を削り上顎洞の粘膜を剥離し移植スペースを確保した後に人工骨を移植しました。

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左は手術前の左側上顎のレントゲン写真です。

上顎洞が下方に張り出し、臼歯部の歯槽骨が吸収している状態がわかります。

 この状態ではインプラント治療は不可能です。

 

 

 

 

 

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左はサイナスリフト後のレントゲン写真です。

手術は上顎洞前壁の骨を削り上顎洞粘膜を露出させます。

次に丁寧に上顎洞粘膜を剥離し骨を移植するスペースを形成します。

移植骨は人工骨を用いました。

サイナスリフトは30分程度で終了しました。

十分な骨が移植されているのが確認できます。

サイナスリフトは非常にデリケートな手術です。

上顎洞粘膜に穴が開いてしまったら手術は中止になることもあります。

今回は穴が開くことも無く無事手術を行うことができました。

今後、経過観察を行い3ヶ月から6ヶ月で上顎のインプラント手術を行う予定です。

ついで、下顎のインプラント埋入手術を行いました。

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今回は日本メディカルマテリアル社製POIインプラントシステムを用いました。

非常に考えられたシステムで手術も30分程度で終わりました。

サイナスリフトからインプラントまで合計1時間の手術でした。

今後経過を慎重にフォローアップしていく予定です。

 

 

インプラント 専門医

インプラント手術後の唇のしびれ

2008年9月25日

下顎のインプラント手術をしたあと下唇にしびれが残る方が最近増えています。

下顎の顎の中には下歯槽神経という歯や歯肉・最後には下唇の感覚を支配する神経が走っています。

この神経を傷つけると歯や歯肉・下唇にシビレや感覚の麻痺、場合によっては痛みを生じることがあります。

インプラントは治療をするとき骨をドリルで削っていきます。

CTなどで精密に診断せずに治療を行ってしまうと、誤ってドリルで神経を傷つけ知覚の麻痺を起こすことがあります。

麻痺も軽度のものは時間が経つにつれて、症状が回復しますが重度のものは完全には回復しない場合があります。

インプラント手術前にCTを撮影すれば、神経の走行は一目瞭然なので神経を傷つけることはまずありません。

しかし、CTを撮影しない場合はかならずしも万全とは言えません。例えるなら、不完全な地図を頼りに旅行するようなものです。

もしかすると事故にあうかもしれません。

知覚神経麻痺の治療には、ビタミン剤の内服や星状神経節ブロックなどが有効です。

しかし、一番有効なのは麻痺を起こさない手術です。

インプラント治療を受けるときは事前にCTを撮影するか、どのように診断するかなど、医院選びの基準になると思います。

 

 

インプラント 専門医

インプラント診療

2008年9月22日

本日は埼玉県八潮市の清沢歯科クリニックでインプラント手術をしてきました。

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患者様は男性で右側下顎が2本、左側下顎が1本奥歯がない状態でした。

本日は下顎右側の大臼歯部に2本インプラントを埋入手術を計画しました。

インプラントシステムはスイスプラスインプラントを用いました。

スイスプラスインプラントは1回法のインプラントで、手術が1回ですみます。

今回は初期固定も良好で早期の上部構造の装着が出来そうです。

手術時間は30分、痛みも無く終わらせることができました。

 

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インプラント 専門医

インプラント診療

2008年9月20日

今日は東京都中央区銀座にある大山歯科クリニックで診療をしました。

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大山歯科クリニックは銀座で開業して50年たつ歴史ある歯科医院です。

院長の大山貴司先生とは大学の同級生で10年間一緒に仕事をさせて頂いています。

インプラントも院長先生と一緒に研鑚し診療を行ってきました。

大山歯科クリニックでは口腔外科処置とインプラント手術を担当させて頂いています。

今回は午前中に口腔外科処置(親知らずの抜歯)を行い、午後にインプラントの手術を行いました。

 インプラントの患者様は女性の方で上下顎ともに臼歯部がなく徐々に治療を進めてきました。

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すでに下顎・右側上顎臼歯部にインプラントが入っており右側で咬むことができます。

今日の手術で左側上顎臼歯部にインプラントを埋入します。ストレス無く手術を行うために静脈内鎮静法を行いました。

プロポフォールやドルミカムなどの薬剤で眠ってしまった状態で手術を行います。

目が覚めたら全てが終わっていていつ手術をしたかも覚えていません。患者様には大変いい方法だと思います。

安全に静脈内鎮静法を行うために歯科麻酔専門医を招きました。

インプラントシステムはアンキロスを用いています。

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このインプラントシステムは審美性の高い治療が行うことができ、術後の骨吸収も少ないとされています。

手術は一時間程度で無事に終了しました。

静脈内鎮静法のおかげで「いつのまにか手術が終わってた」と患者様には大変喜んでいただきました。

インプラント手術が恐い方、ストレス無く手術を行いたい方は是非静脈内鎮静法をご相談ください。

インプラント 専門医

当直

2008年9月19日

本日は一日外来診療をしていました。

手術は午前・午後ともに親知らずの抜歯を行いました。

そして外来診療終了後は当直です。

私は月に2度ほど当直が回ってきます。

主には入院患者様の対応ですが、時間外の急患にも対応します。

時には顎炎で緊急手術が必要になることもあります。

今日は静かな夜であることを祈っています。

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インプラント 専門医

顎変形症手術2

2008年9月18日

午前中は外来診療。午後は手術室で全身麻酔の手術を行いました。

今日の手術は顎変形症の手術です。

顔面の非対称性を上顎と下顎を同時に動かすことによって修正治療します。

手術は上顎に対してLeFort Ⅰ型骨切術、下顎に対して下顎枝矢状分割術を行いました。

まず、上顎の非対称性を修正してそれに合わせ下顎を動かします。

この手術はよく行われる手術なのでスタッフは慣れています。

手術にかかった時間は2時間57分、出血量は140ml.でした。

一般的には手術時間は4~6時間くらいで、出血量は600~800ml.位出ます。

当然、輸血の危険性もあります。今回は自己血を800ml用意しました。

しかし、幸いにも出血量は少なく輸血しないですみました。

施設によってかなり差がありますので、手術を受ける方は良く検討される事をお勧めします。

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インプラント 専門医

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