秋元善次のインプラントブログ

インプラントで唇に感覚の麻痺がでたら

下顎にインプラント手術をした後で、唇やオトガイに知覚の異常を感じたら、

それは下歯槽神経麻痺です。

下顎を通る神経にはいろいろな呼び方があります。

大元は三叉神経、それが下顎神経に別れ下顎の中を通る下歯槽神経になります。

ちょうどオトガイのところから下顎骨をでるとオトガイ神経になります。

歯科、特に口腔外科では下歯槽神経の研究が昔からされてきました。

インプラントが普及する以前から、下顎親知らずの抜歯により下歯槽神経が障害されたり、下顎の腫瘍切除手術や骨折などにより、神経を傷つけてしまったりすることがあったからです。

その結果、現在では神経縫合や神経移植などの治療法が考案・実践されています。

下歯槽神経麻痺―カラーグラフィックスは、その研究成果をまとめた本です。

下歯槽神経の解剖から神経麻痺の病理、神経麻痺の検査・治療法まで網羅されています。

この本が出版された当初、患者様が購入され病院に来院されたこともあります。

インプラントで麻痺が出てしまった(出してしまった)かたには、参考になると思います。

 

 

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