秋元善次のインプラントブログ
サイナスリフトとインプラント
2008年10月4日
埼玉県深谷市の立花歯科医院でインプラント診療をしてきました。
今回は左側上顎のサイナスリフトと左側下顎のインプラント埋入です。
サイナスリフトとは上顎の臼歯部の骨が吸収し薄くなっている場合、上顎洞に骨を移植する手術法です。
サイナスリフトには、歯槽頂からの手術と上顎洞の前壁からのアプローチがあります。
今回は上顎洞前壁の骨を削り上顎洞の粘膜を剥離し移植スペースを確保した後に人工骨を移植しました。
左は手術前の左側上顎のレントゲン写真です。
上顎洞が下方に張り出し、臼歯部の歯槽骨が吸収している状態がわかります。
この状態ではインプラント治療は不可能です。
左はサイナスリフト後のレントゲン写真です。
手術は上顎洞前壁の骨を削り上顎洞粘膜を露出させます。
次に丁寧に上顎洞粘膜を剥離し骨を移植するスペースを形成します。
移植骨は人工骨を用いました。
サイナスリフトは30分程度で終了しました。
十分な骨が移植されているのが確認できます。
サイナスリフトは非常にデリケートな手術です。
上顎洞粘膜に穴が開いてしまったら手術は中止になることもあります。
今回は穴が開くことも無く無事手術を行うことができました。
今後、経過観察を行い3ヶ月から6ヶ月で上顎のインプラント手術を行う予定です。
ついで、下顎のインプラント埋入手術を行いました。
今回は日本メディカルマテリアル社製POIインプラントシステムを用いました。
非常に考えられたシステムで手術も30分程度で終わりました。
サイナスリフトからインプラントまで合計1時間の手術でした。
今後経過を慎重にフォローアップしていく予定です。


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