秋元善次のインプラントブログ
インプラント手術後の唇のしびれ
2008年9月25日
下顎のインプラント手術をしたあと下唇にしびれが残る方が最近増えています。
下顎の顎の中には下歯槽神経という歯や歯肉・最後には下唇の感覚を支配する神経が走っています。
この神経を傷つけると歯や歯肉・下唇にシビレや感覚の麻痺、場合によっては痛みを生じることがあります。
インプラントは治療をするとき骨をドリルで削っていきます。
CTなどで精密に診断せずに治療を行ってしまうと、誤ってドリルで神経を傷つけ知覚の麻痺を起こすことがあります。
麻痺も軽度のものは時間が経つにつれて、症状が回復しますが重度のものは完全には回復しない場合があります。
インプラント手術前にCTを撮影すれば、神経の走行は一目瞭然なので神経を傷つけることはまずありません。
しかし、CTを撮影しない場合はかならずしも万全とは言えません。例えるなら、不完全な地図を頼りに旅行するようなものです。
もしかすると事故にあうかもしれません。
知覚神経麻痺の治療には、ビタミン剤の内服や星状神経節ブロックなどが有効です。
しかし、一番有効なのは麻痺を起こさない手術です。
インプラント治療を受けるときは事前にCTを撮影するか、どのように診断するかなど、医院選びの基準になると思います。


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